山門をくぐるとまず、たくさんのお地蔵様たちがお迎えしてくれます。一体一体にかけられた赤い前掛けが、長く人々に大事にされ、また長く人々の心の支えになってきてくれたことを偲ばせます。

正式名称は「聖閣山万福寺」で、曹洞宗の寺院です。当地付近から人の骨が数体発掘され、鎮魂を願う地元の人びとから要望により1928年(昭和3年)に創建されました。柴又七福神のうち、幸福・財宝・長寿にご利益があるとされる中国の神様「福禄寿」を祭っています。境内には本尊である南無釈迦牟尼仏ほか、110体の弘法大師石像が安置されています。

一回一誦(いちかいいっしょう)と読めます。お経が刻まれた車輪型の石板をひと回しすればお経を通誦したことになると言われています。

「三界萬霊」(さんかいばんりょう)と刻まれた、無縁仏など供養されない霊を供養するための石仏。「三界」(=欲界、色界、無色界)、「萬霊」(=あらゆる世界)、すなわち全世界のすべての霊という意味を指してします。左隣のお地蔵様たちとともに、人々の救済、霊の供養をしてくれています。
七福神
福禄寿様
福禄寿様は道教の三徳、すなわち「幸福」、「封禄」(財産を得る)、「長寿」(健康で長生きする)、を具現化したものと言われます。面長に白い髭が生えているのが特徴で、もとは中国の道教の神様であり、南極老人星(りゅうこつ座を構成するカノープスという星のこと。全天で太陽に続き2番目に明るいとわれる)の化身とされています。万福寺の福禄寿像は年代不明ながら、篤信者の宍戸家の家宝だったものが奉納され祀られるようになったそうです。
ご利益
子孫繁栄・富貴繫栄
称号

山号 聖閣山
寺号 万福寺
本尊・寺宝 釈迦牟尼佛
宗派 曹洞宗
問い合わせ先・アクセス

所在地 葛飾区柴又6-17-20
電話番号 03-3657-4588
交通アクセス 北総線「新柴又駅」下車、徒歩9分/京成金町線「柴又駅」下車、徒歩7分
御開帳の期間
1月1日から1月31日



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