医王寺(いおうじ)

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15世紀創建の古い寺院で、本殿にも見劣りしない立派な山門が印象的です。山門には仁王像が収められ、左側には阿形(あぎょう。口を大きく開けている方)、右側には吽形(うんぎょう。口を閉じている方)が寺院を守っています。

正式名称は「薬王山瑠璃光院医王寺」で、真言宗豊山派の寺院です。1407年観賢法印による創建当時は薬王寺と呼ばれましたが、戦国時代の国府台合戦<こうのだいかっせん>で罹災、1600年代半ばに近隣の金蓮院(現在の東金町在)の僧が再度中興した際に医王寺と改称されました。柴又七福神のうち唯一日本出身、商売繁盛の神様「恵比寿天」を祭っています。南葛八十八ヶ所霊場57番、東三十三所観音霊場10番札所です。

仁王像は「平成の名仏師」と称される松本明慶(まつもとみょうけい)氏の作品と比較的新しい。

寺院正面には、6体の菩薩像(左から、獅子吼菩薩、華厳王菩薩、観音菩薩、宝蔵菩薩、三昧王菩薩、大威徳王菩薩)が掲げられています。

獅子吼(ししく)菩薩
華厳王(けごんおう)菩薩
観音(かんのん)菩薩
宝蔵(ほうぞう)菩薩 ポーズからして笛があったのかもしれませんね

三昧王(さんまいおう)菩薩
大威徳王(だいいとくおう)菩薩

七福神

恵比寿様

恵比寿様は七福神の中で唯一日本の神様。そのモデルは伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の間に生まれた蛭子命(ひるこのみこと)と言われます(所説あり)。医王寺の恵比寿様は、広く伝わるような鯛を抱えた姿ではなく、鯛を釣っている姿なのが特徴です。ご神体の開帳は元日から1月1日~7日までですが、その期間が過ぎてもガラス越しに拝むことができます。

ご利益

大漁豊作・商売繁盛

称号

山号 薬王山

院号 瑠璃光院

寺号 医王寺

本尊・寺宝 薬師如来立像

宗派 真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)

問い合わせ先・アクセス

1月の御開帳の際にはガラスの向こうに、金の釣り竿を携え鎮座する恵比寿様の座像を拝観できます。

所在地 東京都葛飾区柴又5-13-6
電話番号 03-3658-9777
交通アクセス 北総線新柴又駅 下車すぐ

御開帳の期間

1月1日から1月7日

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